どうしてクリスマスにケーキ?
クリスマスにケーキを食べるのは、元々はイエス・キリストの誕生日をお祝いするバースデーケーキが由来と言われています。
日本でイチゴのショートケーキをクリスマスに食べるようになったきっかけは、大手お菓子メーカーの創業者である藤井林右衛門さん。
藤井林右衛門さんがアメリカに修行に渡った際に、現地で出会ったケーキを日本人好みの柔らかいスポンジにアレンジしてできたのが「イチゴのショートケーキ」だそう。
その後日本でクリスマスケーキとして販売し、クリスマスケーキを食べる風習が広まりました。
イチゴのショートケーキといえば、その見た目はイチゴの「赤」に生クリームの「白」。
これが日本人にとっておめでたい「紅白」をイメージさせたこともあり、好まれる理由とされています。
クリスマスケーキといえば「ブッシュドノエル」も
「ブッシュドノエル」もクリスマスによく聞きますが、これはフランスで生まれたクリスマスケーキです。
フランス語で「ブッシュ」は薪、「ノエル」はクリスマスを意味し、つまりは「クリスマスの薪」なのです。
その名のとおり、ケーキもそんな見た目をしていますよね。
なぜ薪なのかというと、イエス・キリストの誕生を祝って夜通し暖炉で薪を燃やしていた様子を指している説や、クリスマスに燃やした薪の灰が厄除けになる言い伝えを元に作られた説などがあります。
いかがでしたでしょうか。
日本のクリスマスケーキといえばイチゴのショートケーキですが、世界には各国それぞれにケーキなどお祝い料理を準備しているようです。
みなさんもお好きなケーキを準備して、クリスマスをお過ごしください。
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