赤く華やかな海老はおせちには欠かせません。
茹でたりするとたちまち赤く色が変化する海老ですが、理由をご存知ですか?
甲殻類の殻は、アスタキサンチンという色素成分を含みます。
このアスタキサンチンは元は赤色なのですが、海老が生の状態だとタンパク質と結合した状態になり、緑っぽいような色になってしまのです。
しかし、茹でることによってタンパク質とアスタキサンチンが分離され、アスタキサンチンが元の色を取り戻して赤くなります。
そんな海老には、このような願いが込められています。
「長寿」
海老の長いひげや曲がった腰の見た目を老人に例えたことから、「海老」と漢字で書かれるようになったといわれています。
この名前の由来から分かるように、長寿の願いが込められています。
新しい1年を健康で過ごし、腰が曲がるまで長生きできますようにという願いを込められ、おせち料理に入れられています。「出世」
海老は脱皮を繰り返して成長します。
その様子には新しく生まれ変わるイメージがあるため、出世を願う食材としても知られています。
今回はおせち料理の「海老」をご紹介しました。
古くから伝わるおせち料理には、ひとつひとつに願いが込められています。
その大事な想いをぜひ周りの方にも伝えてみてください。
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