発祥地は岐阜県中津川。
栗と砂糖のみを材料とし、茶巾で絞って形を整えて作ります。
実はこれは、おせちのきんとんとは名前が同じでも製法が違います。
そのため、発祥となった栗きんとんはおせちのものとはまた別物なのです。
きんとんと言えばねっとりしたイメージがありますが、これは「さつまいも」も使用しているためです。
先ほども説明したとおり、発祥となったきんとんは「栗」と「砂糖」のみ。
さつまいもを入れることで、食感が大きく異なるのです。
そんな栗きんとんには、このような願いが込められています。
「勝負運」
栗は山の幸の代表で「勝ち栗」と言われており、縁起が良いとされています。
勝ち栗とは、実を干して臼で搗(つ)いて殻と渋皮を取り除いたもの。
「臼で搗(か)つ」が「勝つ」と同じ読みをすることから、出陣や祝勝、正月の祝儀などに用いられるようになったそう。「金運、商売繁盛」
きんとんは「金団」と書き、黄金色の財宝にたとえられられています。
そこから転じて金運や商売繁盛をもたらす縁起物とされています。
今回はおせち料理の「栗きんとん」をご紹介しました。
料理ひとつで様々ないわれや理由があり、願いが込められています。
この機会にぜひ周りの方にも伝えてみてください。
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