田作りは、その名のとおり「田を作ること」に由来しています。
魚のイワシなのにどうして田んぼが由来になっているのかというと、昔は田植えの肥料として乾燥したイワシを使用していたためだそう。
更に、イワシは肥料の中でも最も高価で、この肥料を使った田んぼは豊作になることが多かったそうです。
そのため「田作り」と呼ばれるようになりました。
また、田作りは、おせち料理の祝い肴三種の一つです。
昔から、三種肴(黒豆・田作り・数の子)があれば立派にお正月が迎えられる、おせちの形が整うといわれています。
つまり田作りはおせち料理の基本ともいえます。
そんな田作りには、このような願いが込められています。
「五穀豊穣」
田作りは小さくても尾頭付きで、縁起の良い料理とされています。
名前の由来となっていますが、イワシを肥料として使うと豊作になるとされ、そこから豊作を呼ぶ肥料として使用されています。
そのため、豊年豊作の祈りが込められています。
今回はおせち料理の「田作り」をご紹介しました。
ちなみに田作りは別名「ごまめ」とも呼ばれるそう。
そのなまえから、「まめに働く」といったような理由がついて健康を願うおせち料理としても知られています。
料理ひとつで様々ないわれや理由があり、願いが込められています。
この機会にぜひ周りの方にも伝えてみてください。
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