「さつまいも」は「薩摩のいも」?
薩摩(鹿児島県)から江戸に渡り、薩摩から来たということで「薩摩いも」と呼ばれるようになったのがきっかけです。
最初は1600年ごろ、中国から琉球(沖縄県)にやってきました。
その時に、中国から来た芋ということで「唐いも(からいも)」と呼ばれるようになりました。
その後琉球から薩摩(今の鹿児島県)に広まり、更にその後薩摩から江戸に渡り、薩摩から来たということでご存知の「さつまいも」になったそうです。
美味しいさつまいもの見分け方
①レモンのような紡錘形をしているもの
さつまいもによってはスジが多いものがありますが、できれば避けたいですよね。
これについては、丸みのある紡錘形のものはスジが少ないとされています。
②凹凸が少ないもの
いもによってはくぼみが深く、ひげ根が多く出ている物もあります。
このようにくぼみが深いと筋が多いことがあるそうです。
③皮の色が濃くつやがあるもの
濃い色のさつまいもはしっかり育った証拠ということで、美味しいさつまいもの条件の一つです。
④端の切り口に蜜がついているもの
切り口に黒い跡や塊がついていたら、それは流れ出た蜜が乾いたものです。
糖度が高いことが分かります。
※さつまいもでも安納芋は甘さが強く、形や皮の色も違うので見分け方が違います。
切り口に浮き出る白い液体は何?
さつまいもを切ると、切り口に白い液体が浮き出ます。
この正体は、「ヤラピン」という成分です。
もともと食物繊維を多く含むさつまいもですが、ヤラピンは整腸作用を持つため、お通じを良くする働きが期待できます。
さつまいもの旬は10月~1月。
寒くなってきましたので、ちょうど今が美味しい時期です。
美味しくて健康にも良いさつまいもを上手に取り入れてみてください。
出典:農林水産省Webサイト(http://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_tanken/satu/01.html)
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