Skip to main content

雑学・豆知識

美味しいごはんは洗米と水で決まる!お米を美味しく炊くコツ

2017.05.30
米

こんにちは、久松のヒサノです。
暑いな~寒いな~雨で湿気が~と、気候に翻弄されている日々ですが、先日「もうホタルが飛んでるよ」と聞いて、以前は6月中旬ごろにホタル見物していたので「今年は少し早いね」とその時は返したのですが、最近の気候を考えると以前の6月中旬はこのくらいの気候だったなと思い出しました。
もう6月になってしまいますが、今年は暑くなるのが例年より早く、そう思ったら寒くなって衣替えの時期も難しかったのではないでしょうか?
農家の方も雨が多くなる前に田植えが忙しい時期でしょうか。
今年の豊作を願って、秋には美味しいお米が食べたいですね!
本日は『お米を美味しく炊くコツ』の話題などいかがでしょうか?

お米を美味しく炊くコツ!

最初が肝心!お米の計り方

基本的にすりきり一杯!(容器のふちより上にある部分を取り去ること)
計量が雑だと、どんな簡単レシピも美味しくできないと言われています。
同じ分量を心がけて計るのが大事です!

お米を研ぐ際には、目の細かいザルが楽!

ボウルやお釜に直接入れて、研ぐ方法もありますが、ザルを使っていた方が水切りも水の入れ替えの時に零れ落ちていくこともないのでとても便利です。

最初の水はくぐらす程度で

お米は乾燥しているので水を吸収しやすく、最初の白濁した米ぬか水を吸わせるのはダメです!
そのまま使うと、米ぬかのにおいや味も吸われてしまい臭みの原因になったりします。
最初は全体をくぐらす程度に濡らすのがベスト!

洗米は優しく、回数を重ねる

押しつぶしたり、強くこすりつけたりするとお米の粒が磨り減ってつぶれてしまうので、軽く全体を混ぜ込むように洗米します。
水を替える際は、ザルを上げてボウルの水を捨てて、大体3~4回くらい洗米していきます。
目安は、10回程度かき混ぜて、水があまり濁らなくなってきたくらい。

洗米後は水切りをしっかりする

水切りをしておくと、お米が水を吸いやすくなります。
ザルをすこし傾けて置くと水切りが早いですよ!

炊飯器の釜にお米と水を入れる

水は、ミネラルウォーターや浄水器などの水が良いそうです。
水道水など塩素臭さがあると、お米にもその臭いがついてしまうので、出来るだけ臭みのない水がオススメです!

炊飯器の釜の目盛りまで充分に水を注いで、30分くらい置く

水を注いで、30分くらい置いておくと、お米は水をよく吸ってふっくら炊き上がります。
基本は炊飯釜の基準にあわせるのが一番ですが、炊飯器によってはご飯が固くなったり、柔らかすぎたりすることがあります。
水の量が目盛りにあってない場合もあるので、平らな場所で目線を変えて確認してみてください。
それでもご飯が固くなる時は、目盛りより1~2mm少し多めに入れると丁度よくなることがあります。
柔らかい時は、蒸らしすぎたり、余分な水滴がご飯について柔らかくなっていたりする事があるので、蒸らした後、すぐに蒸気を逃がし炊飯器の内蓋の水滴をふき取っておくといいそうなのでお試しください。

美味しいご飯は『シャリ切り』が大事!

炊き上がって蒸し終わってすぐ、シャリ切りというご飯をほぐす手順があります。
しゃもじは垂直に入れ、ご飯を十字に手早く切り、ご飯をつぶさないよう釜の底から軽く持ち上げ、まんべんなく空気を入れるようにほぐして余分な蒸気を飛ばします。
保温する際は、水分が奪われないよう内釜からご飯を離し、真ん中に出来るだけ寄せておくと美味しさが保てます!
お茶碗に装う(よそう)際にもご飯粒をつぶさないよう気をつけてくださいね。

お茶碗に装う回数が2回なのはなぜ?

ごはん

お茶碗に装う(よそう)際にもマナーがあります。
お茶碗には1回で装うのではなく2回に分けて装います。
私はこの作法を小さい頃に教えられ、なぜ1回で装ってはダメなのか聞いたことがあります。
私が聞いたのは『1回で盛るのは、一回(ひとかい)飯といって、仏壇に供えるご飯は1回で装うものだから生きている人に同じように装うのは縁起が悪い』と言うことでした。
一般的には『ご飯は三角山(中央が盛り上がる)のように整えた方が美味しそうに見えるので、最後(2回目)は中央にかぶせるように盛る方がいい』と言う見解が大半みたいですね。
自分で装う時に1回の量でいい時は、わざと量を分けたり、2回装う振りをしたりして回避していました。

あと、我が家では『ご飯をつぐ』と言うので、他でも通じるのかと調べてみたら『つぐ』は九州の方言のようですね。
一般的には『装う(よそう):ご飯や食事を良く見せるよう飾りたてる』という意味があるみたいです。
ほかにも「ご飯を盛る」とも。
文章を書く際は、方言などを使わないようにしているのですが、記事を書く度に使う文章や単語を実際に使うのか、読み方はあっているか、などを調べていくので標準語や語彙力のテストを受けている気分になりますが、新しいことを知るのは、凄く楽しく苦にならないのでふしぎですね。
ではまた次の記事でお会いしましょう!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

こんな記事も読まれています

  • 2020年新春おせち紹介!【新&復活おせち】 ご紹介するおせちの種類を大きく分けると、和風・和洋折衷(洋和折衷)・オードブルおせちに分かれます。 その中でも【食べる人数】【料理の品数】【お重の大きさ】【何段重か】【料金】など様々ですので、じっくり吟味されてみてください。 和風おせち 1人前おせち「高宮」 ※画像をクリックすると商品ページに移動します。 [新商品!] 1人前/全18品/6.5寸(19.5cm×1 […]
  • 2020年 新春おせちカタログ【無料進呈!】 今年の5月、おせちの写真撮影を行いました。 おせち撮影レポート2019【博多久松】 こちらの撮影に参加した際、フードスタイリストさん、カメラマンさんにいつもとは違った表紙の雰囲気について理由を聞いてみました。 どうやら、今年のテーマが関係しているそうです。 今年のテーマ 毎年の表紙レイアウトをパターン化することで、お客様がひと目見たら「今年も博多久松のおせちが始まっ […]
  • 1000年前から続く、ひな祭の由来 ひな祭の起源 ひな祭りはいつ頃から始まったのか、はっきりとしません。 一説では、平安時代中期(約1000年前)三月の初めの巳の日に、上巳(じょうし、じょうみ)の節句といって、陰陽師(おんみょうじ)を呼んで天地の神に祈り、季節の食物を供え(そなえ)、草や藁(わら)、紙で作った人形(ひとがた)で体をなで、穢れを人形に肩代わりしてもらい海や川に流して、無病息災を願う、お祓い行事 […]
  • 祝い箸ご利益、損してませんか?祝い箸の正しい使い方 祝い箸とは 祝い箸:いわいはし/いわいばし 祝い箸の長さは八寸(約24センチ)で、両端が細くなるように削った丸箸を言い、柳の木で作られています。 祝い箸は縁起が良いといわれる由来は「末広がりの八寸」と言う部分にあります。 末広がりとは、本来は扇(おうぎ)の異称で「八」と言う字が扇の形に似て、下に向け次第に広がっていく事から「末広がり」と呼ばれるようになったと言われてい […]
  • 博多2,000年以上前からおせち料理はあった!?知ると納得おせち料理の意味 おせち料理の由来、起源は弥生時代 おせち料理の起源は2000年以上前の弥生時代、自然の恵みや収穫に感謝して神様に供物をおそなえしたものを節供(せっく)と言い、供えたものを料理して大漁や豊作を願い自然の恵みに感謝して食べた料理を節供料理と言うことから始まります。 中国から節句の行事が伝わると宮中では元旦や五節句の宮廷行事である節日(せちにち)の際に節会(せちえ)と言われる宴 […]
  • 食中毒を予防する3つの大事なこと!食中毒を予防する3つの大事なこと! 食中毒とは 食中毒には様々な分類があり、特に多いのが感染型食中毒。 感染型食中毒は病原体の感染によって引き起こされるタイプでノロウイルス、カンピロバクター、サルモネラ菌による発症が最も多く、これらが全患者数の8割を占めたという報告があります。 食中毒の予防方法 食中毒を予防する3つの大事なこと! つけない 増やさない […]

博多久松おすすめ商品

  • おせち特集
おせち特集

博多久松おすすめ商品

おせち特集

博多久松おすすめ商品