この記事の目次
お米を美味しく炊くコツ!
最初が肝心!お米の計り方
基本的にすりきり一杯!(容器のふちより上にある部分を取り去ること)
計量が雑だと、どんな簡単レシピも美味しくできないと言われています。
同じ分量を心がけて計るのが大事です!
お米を研ぐ際には、目の細かいザルが楽!
ボウルやお釜に直接入れて、研ぐ方法もありますが、ザルを使っていた方が水切りも水の入れ替えの時に零れ落ちていくこともないのでとても便利です。
最初の水はくぐらす程度で
お米は乾燥しているので水を吸収しやすく、最初の白濁した米ぬか水を吸わせるのはダメです!
そのまま使うと、米ぬかのにおいや味も吸われてしまい臭みの原因になったりします。
最初は全体をくぐらす程度に濡らすのがベスト!
洗米は優しく、回数を重ねる
押しつぶしたり、強くこすりつけたりするとお米の粒が磨り減ってつぶれてしまうので、軽く全体を混ぜ込むように洗米します。
水を替える際は、ザルを上げてボウルの水を捨てて、大体3~4回くらい洗米していきます。
目安は、10回程度かき混ぜて、水があまり濁らなくなってきたくらい。
洗米後は水切りをしっかりする
水切りをしておくと、お米が水を吸いやすくなります。
ザルをすこし傾けて置くと水切りが早いですよ!
炊飯器の釜にお米と水を入れる
水は、ミネラルウォーターや浄水器などの水が良いそうです。
水道水など塩素臭さがあると、お米にもその臭いがついてしまうので、出来るだけ臭みのない水がオススメです!
炊飯器の釜の目盛りまで充分に水を注いで、30分くらい置く
水を注いで、30分くらい置いておくと、お米は水をよく吸ってふっくら炊き上がります。
基本は炊飯釜の基準にあわせるのが一番ですが、炊飯器によってはご飯が固くなったり、柔らかすぎたりすることがあります。
水の量が目盛りにあってない場合もあるので、平らな場所で目線を変えて確認してみてください。
それでもご飯が固くなる時は、目盛りより1~2mm少し多めに入れると丁度よくなることがあります。
柔らかい時は、蒸らしすぎたり、余分な水滴がご飯について柔らかくなっていたりする事があるので、蒸らした後、すぐに蒸気を逃がし炊飯器の内蓋の水滴をふき取っておくといいそうなのでお試しください。
美味しいご飯は『シャリ切り』が大事!
炊き上がって蒸し終わってすぐ、シャリ切りというご飯をほぐす手順があります。
しゃもじは垂直に入れ、ご飯を十字に手早く切り、ご飯をつぶさないよう釜の底から軽く持ち上げ、まんべんなく空気を入れるようにほぐして余分な蒸気を飛ばします。
保温する際は、水分が奪われないよう内釜からご飯を離し、真ん中に出来るだけ寄せておくと美味しさが保てます!
お茶碗に装う(よそう)際にもご飯粒をつぶさないよう気をつけてくださいね。
お茶碗に装う回数が2回なのはなぜ?
お茶碗に装う(よそう)際にもマナーがあります。
お茶碗には1回で装うのではなく、2回に分けて装います。
私はこの作法を小さい頃に教えられ、なぜ1回で装ってはダメなのか聞いたことがあります。
私が聞いたのは『1回で盛るのは、一回(ひとかい)飯といって、仏壇に供えるご飯は1回で装うものだから生きている人に同じように装うのは縁起が悪い』と言うことでした。
一般的には『ご飯は三角山(中央が盛り上がる)のように整えた方が美味しそうに見えるので、最後(2回目)は中央にかぶせるように盛る方がいい』と言う見解が大半みたいですね。
自分で装う時に1回の量でいい時は、わざと量を分けたり、2回装う振りをしたりして回避していました。
あと、我が家では『ご飯をつぐ』と言うので、他でも通じるのかと調べてみたら『つぐ』は九州の方言のようですね。
一般的には『装う(よそう):ご飯や食事を良く見せるよう飾りたてる』という意味があるみたいです。
ほかにも「ご飯を盛る」とも。
文章を書く際は、方言などを使わないようにしているのですが、記事を書く度に使う文章や単語を実際に使うのか、読み方はあっているか、などを調べていくので標準語や語彙力のテストを受けている気分になりますが、新しいことを知るのは、凄く楽しく苦にならないのでふしぎですね。
ではまた次の記事でお会いしましょう!
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