答えは『夏至(げし)』です。
夏至は1年の内、もっとも昼の時間が長い日といわれ、2017年の夏至は日本の暦で6月21日。
毎年21日か22日が夏至日(げしび)といわれますが、20日~23日の間で前後する事もあります。
また北極圏では真夜中でも薄明るい白夜(はくや/びゃくや)、反対側の南極圏では太陽が沈み、日中でも薄暗い極夜(きょくや)という状態になります。
夏至とは反対に冬至(とうじ)は、昼の時間が短くなるのですが、北極圏と南極圏では逆転します。
北極圏が夏至のとき南極圏は冬至、北極圏が冬至のとき南極圏は夏至と呼ばれていて、白夜と極夜が入れ替わるそうです。面白いですよね。
冬至には、かぼちゃを食べ、ゆず湯に入る風習があるのですが、夏至は特に目立った風習はあまり聞きません。
しかし調べていくと夏至でも食べられていた食材があるようです。
各地域で食べられていた食材
- 関西では、タコ。田植え後なので、稲がタコ足のように根付きますようにと言う願いが込められています。
- 京都では、6月だけに出回る水無月という和菓子は無病息災を願って食べられていたようです。
水無月は三角の形をした、白のういろうにあずきが乗っている和菓子です。
一度、水無月を知らずに食べたことがありましたが、上品な甘さが印象的でした。基本は京都にしかないのですが、福岡など全国販売されている所があるようなので見かけた際には、ぜひ食べてみてくださいね! - 関東では、稲作と小麦の二毛作を行っている農家が多かったため、田植えと入れ替わりに収穫する小麦を使ってお餅を作って食べ、豊作を祈り神様にお供えしていたようです。
- 北陸の方では越前焼サバ。
- 四国では、うどん。
- 九州では関東と同じように、小麦餅や団子を作って神棚にお供えしていたようです。
昔は農業が盛んだったため、繁忙期の前後に精をつけるために食べ、豊作を願いお供えする形が多かったようですね。
いかがでした?
夏至からだんだん夏に向かっていくようですが、まだまだ梅雨時期。
雨にも負けず夏バテにも負けず!健康第一!で水分補給を忘れずに夏を乗り越えていきましょう!
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