Skip to main content

雑学・豆知識

そうめんで美味しく夏を乗り切ろう!ひと手間くわえためんつゆアレンジ

2017.05.25
そうめん

こんにちは、久松のヒサノです。
まだ5月末だというのに暑い日が増えてきましたね
いつもは6月になるまで冷房を付けなかったのですが、暑さに負けて流石に冷房を入れました。
熱中症はこの時期でも起こりますので、まだ5月だからと甘く見ず素直に冷房を入れましょう!
水分補給も忘れず、熱中症に気をつけてくださいね!

さて、そんな暑い日に食べたくなるものって何ですか?
アイスや冷麺、冷やしうどんなんてものもいいですね。
我が家では、夏場になるとよくそうめんが出てきます。
このくらいの時期になると、ひやむぎも売り出されますよね。
見た目は似ているのですが、どう違うのか、今回一緒にお話させて頂きますね!

そうめんとは

乾麺と生麺で違いがあるのですが、乾麺は小麦粉に食塩、水を混ぜてよく練り、綿実油などの食用油、もしくは小麦粉やでん粉を塗ってから、ヨリをかけながら引き延ばして乾燥、熟成させる製法で作られています。
その中でも、『手延べ干しめんの日本農林規格』を満たしたものが、手延素麺(てのべそうめん)に分類されます。
機械で作られているものは『機械素麺』に分類されています。

生麺・茹で麺は『生めん類の表示に関する公正競争規約』の規約で『「うどん」とはひらめん、ひやむぎ、そうめんその他名称のいかんを問わず小麦粉に水を加え練り上げた後製麺したもの、または製麺した後加工したもの』を言います。
そのため、そうめんは「うどん」に分類されているそうです!驚きですよね。
「じゃあ商品名は誤表記じゃないの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、商品名に関しては、一般消費者に誤認されない名称に替えることができるルールもあります。
つまり、うどんの仲間でも、そうめんやひやむぎと呼んでも問題ないということですね。

そうめんとひやむぎの違い

そうめんとひやむぎは同じものですが、麺の太さによって呼び方が違います!
直径1.3mm未満はそうめん、直径1.3mm以上1.7mm未満はひやむぎ(冷麦)、1.7mm以上はうどんと分類されています。
うどん、ひやむぎ、そうめんの呼び方の違い
出典:消費者庁ウェブサイト

手延麺の場合は、そうめんもひやむぎも同じ基準。直径1.7mm未満で丸棒状に成形したものは「手延べ素麺」もしくは「手延べひやむぎ」に分類されます。
これよりも太い、直径が1.7mm以上で丸棒状に成形したものは「手延べうどん」になります。
手延べは人の手で製造するため手間が掛かる分、できた麺は滑らかな口当たりで歯切れの良いコシの強さがあり、ゆで伸びもしにくいとのこと。
以前、そうめんを伸ばす工程をテレビで見ましたが、細く長いそうめんになっていく過程はまさに職人技。
繊細な技術の結晶で美味しいものが食べられるなんて幸せですよね。

お店やお中元の頂き物で手延べ麺を見かけた際はぜひご賞味あれ!
ちなみに、うどんは長崎五島うどんが私のお気に入りです。

めんつゆアレンジ!

そうめんに欠かせないめんつゆ。
市販のめんつゆをかけたり、つけたりして食べる方が大半だと思います。
我が家も昔は市販のめんつゆオンリーだったのですが、いつの頃からかひと手間くわえためんつゆを作るようになりました。
レシピは簡単!

  • あごだし
  • 松の実
  • クコの実
  • 梅干し

これらを入れてひと煮立ちさせるだけ!

あごだしは甘みがあって濃厚。希釈しても薄くなりすぎず辛すぎない濃さがとても使いやすいです。
梅干しには塩分と酸味があるので夏場には最適!
梅を煮出すと身がやわらかく酸味が緩和されているので、ほど良い甘味があります。梅が苦手な方にもオススメです。
ちなみに梅干しは青魚と一緒に煮ると臭みを抑えてくれるので、煮魚をする際は必ず入っています。
松の実とクコの実は美容・冷え症改善・血行促進・滋養強壮・疲労回復などに効果があります。

希釈しただけのめんつゆで食べるより美味しく、温つゆでしたら冷え症の人にもオススメです!
うどんを食べる時にも使えるので今年はちょっとひと手間くわえた、めんつゆ作りに挑戦してみませんか?
ほかにも博多久松生姜昆布を使った「生姜昆布のサラダそうめん」のアレンジレシピもありますので、よろしければぜひお試しください!

 

生姜昆布を使った他のレシピはこちら↓

※クリックするとレシピページに移動します。

生姜昆布

※クリックすると商品ページに移動します。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

こんな記事も読まれています

  • 七夕に「そうめん」を食べる理由 七夕の行事食「そうめん」 七夕にそうめんはお召し上がりになりますか? 馴染みのある方も、そうでない方もいらっしゃると思います。 七夕の行事食がそうめんであることには、 昔の中国の「索餅(さくべい)」という料理が由来しています。 中国の言い伝えでは、7月7日に亡くなった帝の子どもが疫病を流行らせたため、帝の子どもの好物であった索餅をお供えしたところ、疫病の流行が治 […]
  • 短冊の色で願い事が違うことをご存知ですか? 七夕の由来 七夕は「しちせき」とも呼ばれます。だとすると「なんで、たなばたって言うの?」となりますよね。 七夕の由来となる話は、3つ存在していて、それぞれ7月7日に関係するものばかりです。 中には時代の流れとともに形を変え、伝えられたものも多くあります。今回は有名な3つをご紹介します。 七夕の名前 1つ目は日本の神事として行われていた棚機(たなばた)。 七夕が「た […]
  • 油断大敵!今すぐできる食中毒予防 まずは敵を知ろう!原因と対策はこれ! 食中毒の原因として細菌やウイルスが挙げられますが、 夏に多く見られるのが細菌、冬に多く見られるのがウイルスによるものです。 これからどんどん夏の季節になりますので、 特に細菌に注意していきたいですよね。 それぞれの対策と併せて、菌の種類を見てみましょう。 サルモネラ属菌 動物の腸管や川などの自然界に広く分布し […]
  • 新年を飾る簡単でかわいい箸置きの折り方 来年はおせち飾りにちょっとひと手間!華やかな和柄で手作りのお箸置きなんていかがですか? 箸袋でも出来てしまう鶴の折り方がとても簡単で可愛いのでご紹介したいと思います。 いかがでしたか? ご参考になりましたら幸いです。 祝い箸の袋など厚みのある紙だと折りにくいので、おりがみや薄手の紙がオススメです。 特別な一日を華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。 […]
  • 博多2,000年以上前からおせち料理はあった!?知ると納得おせち料理の意味 おせち料理の由来、起源は弥生時代 おせち料理の起源は2000年以上前の弥生時代、自然の恵みや収穫に感謝して神様に供物をおそなえしたものを節供(せっく)と言い、供えたものを料理して大漁や豊作を願い自然の恵みに感謝して食べた料理を節供料理と言うことから始まります。 中国から節句の行事が伝わると宮中では元旦や五節句の宮廷行事である節日(せちにち)の際に節会(せちえ)と言われる宴 […]
  • 1000年前から続く、ひな祭の由来 ひな祭の起源 ひな祭りはいつ頃から始まったのか、はっきりとしません。 一説では、平安時代中期(約1000年前)三月の初めの巳の日に、上巳(じょうし、じょうみ)の節句といって、陰陽師(おんみょうじ)を呼んで天地の神に祈り、季節の食物を供え(そなえ)、草や藁(わら)、紙で作った人形(ひとがた)で体をなで、穢れを人形に肩代わりしてもらい海や川に流して、無病息災を願う、お祓い行事 […]

博多久松おすすめ商品

  • おせち特集
おせち特集

博多久松おすすめ商品

おせち特集

博多久松おすすめ商品