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雑学・豆知識

うなぎの栄養がすごい!土用の丑の日は?

2018.07.20

こんにちは、久松のヒサノです。
7月20日は土用の丑の日!なんと、今年も土用の丑の日は2回あります。
うなぎといえば絶滅危惧種に指定されており、何年も前からその危機についての喚起もありますが、土用の丑の日には欠かせない存在となっていますよね。
そんな土用の丑の日とうなぎについてご紹介します。

2018年の土用の丑の日は?

今年、2018年の土用の丑の日は7月20日(金)・8月1日(水)!
去年と同様、今年も2回あります。

土用の丑の日とは文字通り、「土用」の期間にある「丑の日」を指します。
「土用」とは、五行思想の木・火・土・金・水の「土」です。
土は季節の変わり目として考えられており、その季節の変わり目である約18日の期間を土用と呼びます。

「丑の日」とあるように、かつては日ごとに十二支が当てはめられていたそうです。
土用の期間は約18日あるため、そこに十二支を当てはめると2回登場する動物が出てきますよね。
その関係で丑が今年も2回登場するようで、2018年の『土用の丑の日』が2回あるのです。

うなぎはこんなに栄養豊富!

そもそもうなぎが食べられるようになったというのも、うなぎが栄養豊富だからとよく聞きますね。
では実際にはどのような栄養があるのでしょうか。

●ビタミンA
栄養豊富なうなぎなのですが、特にビタミンAを多く含んでいます。
ビタミンAは眼や皮膚、粘膜を正常に保ち、視覚障害の予防・カロチンの吸収を助けるなどの効果があるといわれています。
また、ビタミンAは抗酸化作用を持つ「抗酸化ビタミン」のひとつであり細胞の老化を防止する働きがあるため、肌に良いだけでなく、がん・老化・免疫機能の低下に繋がる働きを抑えてくれます。

●ビタミンB群
ビタミンB群の中でも特にビタミンB1、ビタミンB2を比較的多く含んでいます。
ビタミンB1は身体が疲れたときなどに疲労回復効果があり、ビタミンB2は口内炎や髪、爪、皮膚などを健康に保ってくれます。
特にビタミンB2は成長に重要なビタミンですので、たくさん摂取できるのはありがたいですね。

●カルシウム
歯や骨を丈夫にしてくれるカルシウムが、うなぎには豊富に含まれています。
カルシウムといえば牛乳ですが、うなぎ100gあたりにカルシウムが150mg含まれており、
牛乳100gあたりにカルシウムが110mgとうなぎの方が少し含有率が高くなっています。

●DHA
DHA(ドコサヘキサエン酸)といえば、脳の働きをよくするために働いてくれる栄養素です。
記憶力・視力の回復効果があり、がんや高血圧、糖尿病などの予防・改善にも効果があるといわれています。
また、DHAには悪玉コレステロールを減らす作用もあるといわれています。

●EPA
EPA(エイコサペンタエン酸)は、脳梗塞や心筋梗塞といった血管の病気の予防に働いてくれます。
また、コレステロール、中性脂肪を減らす働きもあり、血流を良くしてくれるので病気の予防にもなります。

うなぎ不足について


そしてうなぎといえば絶滅危惧種に指定されており、何年も前からその危機についての喚起もありますが、
スーパーなどの店頭でも買えてしまう為、本当に危機であるという事が分かりづらいような気もしますね。

現在、国産のうなぎの稚魚が不漁の影響で値段が高騰しており、そのため比較的安い輸入のうなぎが多く買われている事態も問題視されています。
そのため値段の高い国産のうなぎは逆に余っているという話も…。

近年はハモナマズアナゴサンマなどを蒲焼にして食べられることも増えてきているようです。
うなぎと食感の近い豚肉を蒲焼にして楽しもうという話も耳にしたことがあります。
今後の土用の丑の日には、うなぎ以外の食べ物を探してみる楽しみ方もありかもしれません!

 

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