Skip to main content

雑学・豆知識

食べ過ぎ注意!『ぎんなん』には毒がある!?

2017.10.06
ぎんなん

こんにちは、久松のヒサノです。
秋といえば食欲の秋と言うくらい、実りが多い時期。
さつまいもや栗、お米も収穫時期なので新米が食べられますね。
これから紅葉になるとイチョウもきれいに色づいてくる頃ですが、ぎんなんの実に気をつけないといけない時期でもありますね。

SNSでシェアする

道に落ちているオレンジ色の実を見たことはありますか?
あれはイチョウの実でぎんなん(銀杏)といいます。
イチョウも同じく銀杏と書くのでややこしいですよね。

ぎんなんは、いいにおいと言えないほどにおいが強烈でかぶれてしまうので果肉は食べられないのですが、ぎんなんの種は美味しいんですよ。
種は苦味やくさみがあって苦手な人も多いと聞きます。しいて言うなら「大人の味」といったところでしょうか。
その中でも落ちてすぐのぎんなんは苦味やにおいが少ないものもあって食べやすいそうです。苦味がいいという方もいらっしゃるのでお好みですね。
炒りたては、きれいなエメラルドグリーン色の実がホクホクして美味しいので食べる手が止まらないなんてこともあるのですが、この美味しいぎんなんは食べ過ぎに注意だそうです!

今回はそんな『ぎんなん』についてです。

ぎんなんってなに?

ぎんなんはイチョウの実になります。
一般的に食べられているものはイチョウの種子。

イチョウは秋の樹木でも有名なので、知らない方は少ないと思いますが、こんなにも身近なイチョウ、実はレッドリストに指定されています。
レッドリストは、絶滅のおそれのある野生生物をまとめ、一覧にしているものになります。

イチョウ科の植物は恐竜がいたとされる中生代から約6,500万年前の新生代にかけ繁栄し、世界各地でイチョウの化石が見つかるほどでした。
しかし、イチョウ科の植物は氷河期にほぼ絶滅。
現在のイチョウは、生きている化石として唯一現存する種だそうです。

身近な植物が実は『世界古来の樹木』で生きている化石と呼ばれていたなんてロマンがありますね。

ぎんなんには毒がある?

ぎんなんは食べられる種ではありますが、実は中毒性があるので、食べる際に注意が必要です。
日本中毒情報センターによると

経口中毒量
成人 40~300個
小児 7~150個

この数を摂取すると危険とされています。
参考『日本中毒情報センター』 中毒情報データーベースより:ギンナン

特に、お子様は危険です!
解毒機能が発達していないこともあるので、食べさせないことが安全。
大人でも危険なことがあるそうで「結構、食べても大丈夫なんだなー」なんて思ったら危険ですよ!
健康状態によって、大人でも5~6個で中毒症状が起こるそうです。
ぎんなんの毒素は加熱処理をしても緩和したり、消えたりしないそうなので、美味しくても食べすぎ注意です。

中毒症状

ぎんなん中毒による症状は、主に嘔吐と痙攣だそうです。
ほかにも顔面蒼白だったり、呼吸困難、めまいや意識混濁、便秘、発熱なども起こるそうです。

発症時間は、食べてから1~12時間と時間の幅が広く、大抵は24時間から90時間以内に回復するようですが、希に死亡例もあるそうです。
体調不良を感じたらすぐに病院に行きましょう!

ぎんなんを食べる際には用法・用量を正しく守って、美味しく食べたいですね。

いかがでしたでしょうか?
ぎんなんって美味しいのにこんなにも危険だったんですね。
日本人は、ふぐやうなぎ、山菜などにも毒素があるのに良く食べる気になったなと思うことがあります。
その先人たちのおかげで美味しい食材が口に出来るのですけども。

皆さまも食事や体調には気をつけてお過ごしください。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

こんな記事も読まれています

  • たけのこの秘密!白い粉って? 実は食べられる「たけのこの白い粉」? 水煮によく見られる白い粉のようなもの… この正体は、『チロシン』というアミノ酸の一種が結晶化したものです。 チロシンは脳を活性化しストレス緩和・集中力を高める等の効果があると言われています。 害はないので、洗い流さずそのまま調理して大丈夫なんです! ブドウ糖と一緒に摂取すると吸収が良くなるので、炊き込みご飯にするのがオススメ […]
  • うなぎの栄養がすごい!2018年の土用の丑の日は? 2018年の土用の丑の日は? 今年、2018年の土用の丑の日は7月20日(金)・8月1日(水)! 去年と同様、今年も2回あります。 土用の丑の日とは文字通り、「土用」の期間にある「丑の日」を指します。 「土用」とは、五行思想の木・火・土・金・水の「土」です。 土は季節の変わり目として考えられており、その季節の変わり目である約18日の期間を土用と呼びます。 […]
  • 水炊き寒い日には鍋!皆さまはなに鍋がお好きですか? 水炊きのお店があるほど、水炊きが主流の福岡ですが、いつ頃からの文化なのか気になり水炊きについて少し調べてみました。 水炊きの起源は諸説ありますが、1643年に料理物語という当時のレシピ本に「南蛮料理」として載ったのが始まり、江戸時代の終わりまで、長崎の家庭料理として伝えられ長崎の人から博多へ伝わり、博多名物の鶏の水炊きになったそうです。 現代では、水炊きは九州と関 […]
  • 油断大敵!今すぐできる食中毒予防 まずは敵を知ろう!原因と対策はこれ! 食中毒の原因として細菌やウイルスが挙げられますが、 夏に多く見られるのが細菌、冬に多く見られるのがウイルスによるものです。 これからどんどん夏の季節になりますので、 特に細菌に注意していきたいですよね。 それぞれの対策と併せて、菌の種類を見てみましょう。 サルモネラ属菌 動物の腸管や川などの自然界に広く分布し […]
  • 新年を飾る簡単でかわいい箸置きの折り方 来年はおせち飾りにちょっとひと手間!華やかな和柄で手作りのお箸置きなんていかがですか? 箸袋でも出来てしまう鶴の折り方がとても簡単で可愛いのでご紹介したいと思います。 いかがでしたか? ご参考になりましたら幸いです。 祝い箸の袋など厚みのある紙だと折りにくいので、おりがみや薄手の紙がオススメです。 特別な一日を華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。 […]
  • 10月、神無月の由来を知っていますか? さて、10月といえば「神無月(かんなづき/かみなしづき)」と呼ばれています。 神無月は一般的に出雲大社に各地の神様が出向くので神様が不在の月と言われていますが、これもひとつの解釈だそうです。 特に有力な説と言われているのが神無月の「無」は無いと言うではなく「の」という意味。 由来は諸説ありますが、「神の月」つまりは神様を祭る月だから神無月と呼ぶ説があります。 6月の水 […]

博多久松おすすめ商品

  • 【2019年新春】博多久松おせち特集
  • 1kg焼鯛付き「お食い初めセット」

SNSでシェアする

【2019年新春】博多久松おせち特集
1kg焼鯛付き「お食い初めセット」
【2019年新春】博多久松おせち特集
1kg焼鯛付き「お食い初めセット」